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Only doll photos. (Sorry, there is a little Japanese text at the end.)

Extra edition:「採集物 月島3」とミモザ

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(続き)

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前回の記事「Extra edition: 静かな鋼の街_西本百合原画展より」では大晦日の夕暮れの記事であった所為か、光瀬龍の描く東キャナル市の落日の光景を一頻り思い描いた。
今回は妻が貰ったミモザと一緒に写してみた。小さな黄色の花が無数に集まる様子。鋼の街にも春が訪れたようだ。
この絵を眺める度に、あの窓やこの渡り廊下に佇む自分を想像する。まだ一度も人に出逢ったことはないのだが、ここが無人の街であるとは何故か思えない。約束を交わした人が何処かにいる。それは確信というよりは私の願いなのかもしれないのだが…。
小さな黄色の花の群れは緑の茎や葉と一緒になって一際眩さを増す。赤が映えると思っていた鋼の街。しかし、ミモザの花の、こんな明るい鮮やかな色彩も、この街の静けさには応しい。